Safari

先ほど WWDCの基調講演にて Safari4.0 の製品版が発表され、同社ダウンロードサイトからダウンロードできるようになっています。

アップル - Safari - ダウンロード - MacとWindows PCのための世界一高速で革新的なブラウザをダウンロード コメントを見る

対応OSはMac OS X TigerおよびLeopard、Windows XP SP2/Vistaと、パブリックβの時から変わっていません。

アップル、Safari 4をリリース ー 世界最速、最も革新的なブラウザ コメントを見る
2009年6月8日、アップルは本日、世界最速かつ最も革新的なウェブブラウザ、Safari® 4をリリースしました。Mac®とWindows PC向けに提供され、今年2月にベータ版が公開されたSafari 4は、JavaScriptをSafari 3よりも最大4.5倍速く実行できるNitroエンジンを特長としています 。Safari 4はTop Sites、Full History Search、Cover Flow®といった革新的な機能を備え、HTML 5や先進的なCSS Effectsといった最新のウェブ標準に対応したことで、ブラウジングをより簡単で楽しめるものにします。

Tabs on Top が廃止に

早速ダウンロードして試してみたところまず Tabs on Top が廃止になっていることに気づきました。ユーザからの批判が多かったのでしょうか?

それ以外にも読み込み中のインジケータや RSS アイコンなどのデザインが変わっていました。またツールバーに Web Inspector や Download ウィンドウのボタンを配置することができるようになっていたり、開発メニューの UA に Mobile Safari 3.0 が追加されていたりします。
新しい見た目になった読み込み中のインジケータ 新しい見た目になった RSS アイコン Web Inspector Download

これ以外にもパブリックβの時から変わっている部分があるかもしれません。
なにか発見されましたらコメントやソーシャルブックマーク、トラックバックなどでお知らせいただけるとありがたいです。

Snow Leopard では JavaScript パフォーマンスが最大50パーセント高速化

同日詳細が発表された Mac OS X Snow Leopard では JavaScript パフォーマンスが最大50パーセントの更なる高速化や、プラグインの個別実行などが行われるようです。

アップル - Mac OS X Snow Leopard - ユーザーエクスペリエンスに、さらなる磨きを。 コメントを見る
Snow Leopardでは、64ビットサポートにより、Safari 4のJavaScriptパフォーマンスが最大50パーセント高速化。さらにSafariは、クラッシュにも強くなりました。Mac OS Xで発生するクラッシュのいちばんの原因は、ブラウザプラグイン。そこでAppleのエンジニアは、プラグインを個別に実行するよう、Safariを再設計しました。ウェブページでプラグインがクラッシュしても、Safariが止まってしまうことはありません。