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Review

AVG LinkScannerを試す

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無料アンチウイルスソフト等で知られるAVGより、同社初のMac向けセキュリティソフト"AVG LinkScanner for Mac"のベータテストを開始しました。

軽い・堅い・簡単ウイルス対策、セキュリティソフト AVG - 10.04.15 AVG Technologies の初Mac OS 向け製品 「AVG LinkScanner コメントを見る コメントを見る

AVG Technologies 社(CEO: J.R.スミス、以下AVG) は、AVG として初めてのMac OS 向けウイルス対策製品となる「AVG LinkScanner for Mac(β版)」を一般ユーザー向けにベータテストを開始いたしました。

AVG LinkScanner for Mac は、Mac OS X 用のブラウザ (Safari 3.x 以上、Firefox 3.x)にて、インターネット閲覧時 における感染の危険からコンピューター保護する機能を提供します。

この手の機能Google Safe Browsingを利用した機能としてSafariにも標準機能としてありますが、果たしてどれほどの効果があるか、試してみました。

まず、AVGのβプログラムに登録する必要があります。

AVG Beta Program


登録が完了し、βプログラムにログインした後、"Download"から"AVG LinkScanner for Mac BETA2"(avg90LSM-798beta.dmg)をダウンロードします。
ダウンロードが完了後、インストーラーを起動させ、手順に従い、インストール。
インストールが完了すると、AVG LinkScanner Agentが起動し、メニューバーにアイコンが表示されます。

LinkScanner Agent

メニューバーのアイコンから、Agentのon/off及び設定(コントロールパネル)へのアクセスが出来ます。
また、コントロールパネルに"AVG LinkScanner Setting"が追加されていることが確認されます。


私はここでつまづいたのですが、Safariを再起動したり、ログアウト・ログインをしてみてもSafari上でLinkScannerは動作している様子はなく、再起動して初めて動作を確認できました。

LinkScannerには以下の機能があります

  • Search Shiled
  • Surf Shiled
がSurf ShiledはまだEnableになっていないようです。また、対象とする検索サイトはGoogle, Bing, Yahoo! and Baiduとなっています。

実際にGoogleで検索すると以下のようになります(クリックで拡大)。

AVG LinkScanner Google

危険なサイトへのリンクはどうなるか確認したかったのですが、品行方正で知られる自分では見つけることが出来なかったので今後の課題としたいと思います。

Safari自身、またGoogleやBing等検索サイトも同様に対応しているなか、どれほど有効性があるかはまだ未知数ですが、βプログラムの行方を注視したいと思います。
続きを読む以降に、その他スクリーンショットを掲載しておきますので、興味のある人はどうぞ。
続きを読む

Safariに任意の検索を追加するKeystone 1.0

Keystone Icon

KeystoneはSafariのアドレスバーに任意の検索を追加できるSIMBLプラグインです。MacOS X 10.5(Leopard)以降に対応します。現在version1.0.2が利用できます。

Keystone コメントを見る


ダウンロードしたKeystone.bundleをSIMBLプラグインフォルダに入れて、Safariを再起動すると有効になります。
設定画面にKeystoneと言う項目が追加され、ここで任意のキーワードと検索式が管理します。デフォルトではWikipediaやGoogle Mapが設定されています。

Keystone config


アドレスバーにキーワードと検索クエリを入れることにより、任意のサイトでの検索が可能となります(デフォルトではGoogle.comの検索)。また、検索キーワードを入れるとKeystoneのショートカットが表示されるので、迷うことなく利用可能ではないでしょうか。

keystone addressbar


なお、同様の機能を持ったSIMBLプラグインにKeywurlがあります。

関連エントリー

Keywurl : Safari Realized コメントを見る

Flashファイルの表示を制御するプラグイン"Flashless"

FlashLess logo

Flashファイルの表示を制御するプラグイン"Flashless"がリリースされています。(via. Flashless - soundscape out)
現在既にバージョン2.0.2となっています。
Flashless ― Useless Coding コメントを見る

機能としては
  • Flash非表示(Block Flash)
  • Flashのプレビュー(Preview Video Images)
  • YouTube等の有名サイトのFlashビデオのプレビューが表示されます
  • QuickTimeによる再生(Play without Flash)
  • Shiftを押しながらクリックでQuicktimeで再生
  • FlashVideoのダウンロード(Download Videos)
  • Optionを押しながらクリックするとFlashのダウンロード
  • 広告除去(Remove Advertisements)
  • 特定サイトのFlashを再生しないように設定することが出来ます。
  • Jump to Original
  • commandを押しながらクリックすると元サイトで表示
    例えば、YouTubeが埋め込まれているサイトでcommand+クリックすると、元ファイルがあるYouTubeに飛びます。
など多岐にわたっています。
ClickToFlashとどちらがいいか、は普段どのように使っているかによりますがなかなかお薦めのプラグインです。

なお、ClickToFlashと同時にインストールされていると、Flashlessが優先されるようです。

スクリーンショットを載せておきます。

Flashless screenshot

Flashファイルの読み込みを制御する"ClickToFlash"プラグイン

ClickToFlash


ClickToFlash コメントを見る

rentzsch's clicktoflash at master - GitHub コメントを見る

ClicktoFlashはrentzsch氏の手によるFlashファイルの自動読み込みを禁止するプラグインです。現行バージョンは1.4.2となっているほか、次期バージョンのβ版が1.5b4までリリースされています。動作環境はMacOS X 10.5(leopard)以降の対応となっています

インストールするとFlashファイルが表示される部分に次のような画像が表示されます。

ClicktoFlash

クリックすることでFlashファイルが読み込まれる他、ギアアイコンをクリックして設定画面を開くので、そのページのFlashを全て読み込んだりWhitlistに追加する等が出来ます。

ClicktoFlash menu


Flashはサイトに様々な効果を与えることが出来るため、広告などにも多用されているわけですが同時に負荷を増大させたりトラブルの原因になったりもします。同じ事はSafariStandでも可能ですが、氾濫するFlashに辟易しているならば試してみてはどうでしょうか。

なお、インストール先は
~/Library/Internet Plug-ins/ClickToFlash.webplugin
アンインストールする際は上記ファイルを削除するだけでOKです。

Safari for Windows試用レポート

WWDC 2007で発表されたSafari for Windowsですが、早速試してみました。

アップル、SafariブラウザをWindows対応に - CNET Japan コメントを見る
 Windows版iTunesを作成してきたAppleが米国時間6月11日、ウェブブラウザのSafariをMicrosoftのOSに対応させたと発表した。同社が発表した「Safari 3.0」のパブリックベータ版は、Windows XPとWindows Vista、Mac OS X Tigerで利用できる。


あー日本語がぁ日本語がぁ…

最速インターフェース研究会 :: Safari for Windows betaで日本語表示する方法 コメントを見る

というわけで、MSゴシックで表示するにはフォント名の方を書き換えたら上手くいった。フォント名に日本語含まない日本語フォントを持ってれば、それを指定しても多分OK。ただしWebKitPreferences.plistを直接書き換えないと全部置き換わらないかも。
これを参考にplistを書き換えてYahoo! Japanや自分のブログ等の表示に成功したもののブックマークにアクセスした途端にクラッシュ。再度立ち上げてもブックマークに触れた途端クラッシュ。

どうやらWWDCに間に合わせた程度の完成度のようです。

Safari for Windowsの意味合いについては思うところもあるのですが、とりあえず試用に堪えるベータ版が出るまで待ちましょうと言うことで。
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