iTunes×Webkit

真偽の程は分かりませんが、Three Guys and a Podcastが秋のiPodスペシャルイベントでiTunesがSafariに統合される!と言う記事を乗せていました。(via 【噂】Safari と iTunes を統合したシングルアプリケーションが2011年秋の iPod スペシャルイベントで登場???Safari のシェアアップに貢献?? - Apple Brothers + Mac News コメントを見る コメントを見る)
興味深い論考でしたので、抄訳を掲載してみます。興味のある方は原文にあたっていただくようお願いします。

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AppleはSafariをニッチブラウザから市場のリーダーへと生まれ変わらせる計画を推進中かもしれない。SafariとiTunes統合したソフトウェアが、秋のiPodスペシャルイベントで登場するかもしれない。

アップルはストリーミング音楽サービスのlalaを2009年12月に80万ドルで買収した。この買収はiTunesをデスクトップアプリケーションから、どのブラウザからでもアクセス出来るオンラインサービスにするための先鋒と噂された。

iTunesアプリは今もデスクトップアプリケーションであり続け、Amazon.com(や他社)の懸命な努力にも関わらず、競合を上回る成長を続けている。iOS搭載デバイスに限っても急増してる。

2003年4月にiTunes StoreはiTunesアプリ内に登場した。iTunes Storeの統合は、iTunesアプリをメディアファイルの管理だけでなく、WebKitブラウザーにも変貌させませた。現在、iTunesアプリのブラウザ体験はAppleに管理されたiTunesStore内に限られているが、AppleにはiTunesアプリをSafariブラウザに統合する道筋が見えている。

iTunesアプリが順調に成長する、Safariは最低限の市場シェアしか得ていない。Google Chromeが登場以来急速に成長しているにも関わらず、2010年12月時点で4.46%のシェアしかない。市場におけるSafariの弱い地位は、GoogleにGoogle ChromeにおいてH.264のサポートをやめてWebMのみサポートするという決定を許している。このことは直ちにiTunesとSafariの問題とはならないが、iOSプラットフォームを弱体化しようとする試みであり、ひいてはSafariにも損害である。

以上がSafariがiTunesに唯一アクセス出来るブラウザになり、iTunesがブラウザ自身に組み込まれると信じる理由である。"iTunesをSafariのサイドバーに統合するのは記念碑的仕事ではない"が"ソフトウェアを統合することはSafariの利用を急増させる"ことになるだろう。