Apple謹製ウェブブラウザ"Safari"の情報サイト

Safari4.0

Safari for Windws 4.0.5の障害への応急処置

コメントで頂いた情報を元に、なんとかSafari for Windows 4.0.5を使える様になったので報告します。

手順は以下の通り。

  1. "プログラムの追加と削除"で以下のプログラムを削除
    • Safari
    • Apple Application Support
    • ※Apple Application Supportは"C:\Program Files\Common Files\Apple\Apple Application Support"にありますが、このフォルダを削除するだけではインストール情報が残ってしまい、再インストール時に追加されません

  2. Safari for Windows 4.0.4をダウンロード
  3. Safari 4.0.4のインストーラーをお持ちの方はそれをそのまま利用して下さい。

    AppleのサイトではSafari 4.0.4はダウンロードできないため, どうしても必要な方はOld Version of Safari 4.0.4 for Windows Download - OldApps.com コメントを見る等からダウンロードしてみて下さい。
    また、iTunesでもApple Application Supportはインストールされるので、古いiTunesのインストーラをお持ちであれば、それを試して下さい。

  4. Safariをインストール
  5. Apple Application Support"C:\Program Files\Common Files\Apple\Apple Application Support"からCoreGraphics.dll(1.0.60)をバックアップ
  6. Safariをアップデート
  7. iTunesをインストールしている人は併せてアップデート
  8. Apple Application Support"C:\Program Files\Common Files\Apple\Apple Application Support"にバックアップしておいたCoreGraphics.dll(1.0.60)をコピー

以上の手順でSafari for Windowsは以前と同じ用に使えるようになりました。
但し、あくまで応急処置に過ぎず、CoreGraphics.dllの脆弱性は改善されないのでご注意下さい。出来うるならばAppleからアップデートが出るのを待つ方が得策かと思われます。

せめてAppleには4.0.4に戻す手段と手順を公開してもらいたいものです。

関連エントリー

Safari for Windows 4.0.5 障害発生中

先日アップデートされたSafari 4.0.5ですが、Windows版では致命的な障害が発生するようです。

Apple Discussions - Japan: Safari 4.0.5 for windows 遅い コメントを見る

Safari 4.0.5 をWindows 7 Professionalにインストールしましたが、 使いもににならないくらい、全てが異常に遅いです。

実は自分の環境(Windows XP SP4)でも同様に問題が発生しており、以下の現象が発生しています。

  • プレビューアップデート中のプロセスが予期せぬエラーで停止
  • 使用メモリが異常なほど増える
  • CPUリソースを異常なほど使用する
  • 画面がちらつく
とても常用に堪えるものではありません。

どうも、CoreGraphics.dllが怪しいようなのですが…

一度、Safariをアンインストールしてから再度インストールしてみましたが状況は変らず。 WebKit最新版でも同様です。

試しに、表示メニューから"Windows標準"に設定してみたところ、少なくとも画面のちらつきとプレビューアップデート中にプロセスが落ちると言うのは改善されました。

しかしそれでも常用するブラウザとしてはあまりも酷い状況のため、Windows環境でのSafariの使用を中止しています。

Appleには早急にバグフィックスを期待したいところですが、今までの実績からすると今年中には対応してくれるものと考えます。

関連エントリー

Safari 4.0.5 アップデート

Safari

Safari 4.0.5 アップデートが登場しています。
アップルのウェブサイトもしくはソフトウェアアップデート(Windows で Safari をご利用の方は Apple SoftWare Update)から入手可能で、対応 OS は Mac OS 10.4, 10.5, 10.6、Windows XP, Vista, 7 となっています。
アップデート内容は以下の通りです。

これはすべての Safari ユーザに推奨されるアップデートで、パフォーマンス、安定性、およびセキュリティが次のように改善されます:

  • Top Sites のパフォーマンスが改善されます
  • 他社製プラグインの安定性が改善されます
  • オンラインフォームや Scalable Vector Graphics を使用する Web サイトの安定性が改善されます
  • Safari から一部の Linksys ルーターの設定を変更できなかった問題が解決されます
  • 一部の iWork.com ユーザが書類にコメントできなかった問題が解決されます

セキュリティの改善点については以下のページでドキュメントが公開されています。
Safari 4.0.5 のセキュリティコンテンツについて

それ以外の変更点

開発メニューのユーザーエージェントが更新されています。
現在こちらで確認できているのは Mobile Safari の最新バージョンが 3.1.2 から 3.1.3 に引き上げられているようです。
なぜか 3.6 が出ている Firefox は 3.5.3 のままになっています。

また Safari とレンダリングエンジンである WebKit の最新版は実装されているルビや新しい WebInspector などは搭載されていないようです。

上記以外に変更点を見つけられた方はコメントやトラックバック、SBM や Twitter で @safarirealized としてくれると助かります。

Safari 4.0.4変更点まとめ

Safari

アップルが説明しないSafari 4.0.4の変更点をまとめます。

また、アップデートすることにより、アクセス権の問題が多数発生することが報告されています。
Safari 4.0.4にアップデートしてアクセス権の修復をしたら… - MacBookの小部屋 コメントを見る

当方の環境でも同様にSafar及びFlashPlayerにアクセス権の問題が多数確認されました。まだ未確認の方は早急に対処された方が良いと思われます。

Safari 4.0.4におけるJavaScript性能向上の測定

Safari 4.0.4ではJavaScriptのパフォーマンスが改善される!ということでSunSpider ベンチマークを試してみました。

テスト環境は MacBook 2.0Ghz,メモリ4GB のMacOS X 10.6.2(Snow Leopard)です。(今回は先回の測定と異なりきちんとSIMBL+GreaseKitを除外して計測したため数値が向上しています)

結果は以下の通り(クリックでSunSpiderの結果のページが開きます)。

Safari Benchmark
テスト環境 スコア1回目(total) スコア2回目(total)
Safari4.0.3 509.2 511.2
Safari4.0.4 505.0 509.4

ベンチマークの数値的には若干速くなったかな…という程度ですね。

関連エントリー

記事検索
Archives