Apple謹製ウェブブラウザ"Safari"の情報サイト

Safari4.1

Safari 5.0.3 / Safari 4.1.3 アップデート

Safari

Safari 5.0.3 アップデートがリリースされています。
アップルのウェブサイトもしくはソフトウェアアップデート(Windows で Safari をご利用の方は Apple SoftWare Update)から入手可能で、対応 OS は Mac OS 10.5, 10.6、Windows XP, Vista, 7 となっています。

アップデート内容は以下の通りです。

  • アドレスフィールドでのトップヒットの結果の精度が向上します
  • Top Sites の結果の精度が向上します
  • Flash 10.1 プラグインで配信されるコンテンツが Web ページのコンテンツと重なる問題が解決されます
  • ポップアップのブロックの信頼性が向上します
  • www.netflix.com および www.facebook.com の検索フィールドおよびテキスト入力フィールドに入力する際の安定性が向上します
  • JavaScript の量が多い機能拡張を使用する際の安定性が向上します
  • Safari で VoiceOver を使用する際の安定性が向上します

それ以外にも、Webkit に存在する複数のセキュリティ問題が修正されています。

また Mac OS 10.4 (Tiger) 用に Safari 4.1.3 もリリースされています。

Safari 5 もしくは Safari 4.1 をお使いの方は速やかにアップデートすることをお薦めします。

Safari 5.0.2 / Safari 4.1.2 アップデート

Safari

Safari 5.0.2 アップデートがリリースされています。
アップルのウェブサイトもしくはソフトウェアアップデート(Windows で Safari をご利用の方は Apple SoftWare Update)から入手可能で、対応 OS は Mac OS 10.5, 10.6、Windows XP, Vista, 7 となっています。

アップデート内容は以下の通りです。

  • ユーザが Web フォームを送信できなかった問題が解決されます
  • Flash 10.1 がインストールされた状態で Google 画像検索の結果を表示するときに Web コンテンツが正しく表示されなかった問題が解決されます
  • Safari 機能拡張ギャラリーへの暗号化された認証接続を確立します

Flash 10.1 がインストールされた状態で Google 画像検索の結果に関しては Mac 版のみの改善項目のようです。

また Mac OS 10.4 (Tiger) 用に Safari 4.1.2 もリリースされています。

Safari 5 もしくは Safari 4.1 をお使いの方は速やかにアップデートすることをお薦めします。

Safari 4.1.1 アップデート

拡張には対応していませんが Safari 4.1.1 がリリースされています。内容は Safari 5.0.1 と同じようです。

Safari 4.1.1 for Tiger

このアップデートによって、安定性、アクセシビリティ、安全性が以下のように改善されます:

  • アドレスフィールドのトップヒット結果の精度が向上します
  • CSS アニメーションのタイミングの精度が向上します
  • MobileMe メールのスクロールの安定性が向上します
  • JavaScript 暗号化ライブラリを使用する Google Wave などの Web サイトが、32 ビットシステム上で正しく動作しない問題が解決されます
  • ネットワーク・ホーム・ディレクトリを使ったシステム上で Safari を起動できない問題が解決されます
  • YouTube サムネール画像上にマウスを置いたときにサムネールの境界が消える問題が解決されます
  • www.facebook.com や www.crateandbarrel.com などの Flash 10.1 を使用するサイトで、Flash コンテンツがほかのコンテンツに重なって表示される問題が解決されます
  • www.aa.com から搭乗券を正しくプリントできない問題が解決されます
  • DNS プリフェッチ要求が特定のルーターに大きな負荷をかける問題が解決されます
  • VoiceOver が Web ページの要素を正しく識別しない問題が解決されます

また Autofill機能よる情報漏洩の危険性も解消されていますので Safari 4.1 をお使いの方はアップデートすることが推奨されます。

Safari 5および4.1に対応した"SafariReloadButton"アップデート

SafariReloadButton


Safari 3以前と同様のリロードボタンを復活させるSIMBLプラグイン"SafariReloadButton"のSafari 5および4.1対応版がリリースされました。

SafariReloadButton Safari5/4.1対応版 - canberlandの日記 コメントを見る コメントを見る
だいぶ遅くなってしまいましたが、SafariReloadButtonのSafari5/4.1対応版をリリースします。
動作環境はMacOS X(10.4/10.5)のSafari5.0以降におよびMacOS X 10.3のSafari 4.1用となっています。

SafariReloadButton


(公式)機能拡張にもリロードボタンを追加するものはありますが、リロード中にキャンセルボタンに変化するなど、SafariReloadButtonの方が使い勝手が上だと思います。

関連エントリー

Safari 5 で :visited の挙動が変更に

Safari5(及び Safari4.1) では :visited の挙動に大きな修正が入っています。

Safari 5.0 および Safari 4.1 のセキュリティコンテンツについて

対象となるバージョン:Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X v10.5.8、Mac OS X Server v10.5.8、Mac OS X v10.6.2 以降、Mac OS X Server v10.6.2 以降、Windows 7、Vista、XP SP2 以降

影響:悪意を持って作成された Web サイトにアクセスすると、ユーザがアクセスしたサイトを特定できる可能性がある。

説明:WebKit による CSS で訪問済みの疑似クラスの処理に、デザインの問題が存在します。悪意を持って作成された Web サイトにアクセスすると、ユーザがアクセスしたサイトを特定できる可能性があります。このアップデートでは、訪問したリンクかどうかを基にしたスタイルページへの Web ページ機能を制限します。

これは4月に公開された Mozilla Developer Preview (Number 4) と同じ内容のもので、 JavaScript の getComputedStyle() などと組み合わせることで、訪問済みのサイトを取得することができてしまう、というもので Bugzilla では2002年から議論が続いていたものです。

こちらの詳細は次のページをお読み下さい。

行動ターゲティング広告にも影響が

この技術は現在行動ターゲティング広告でも使われています。その1つにドリコムの ad4U があります。

ad4U:ドリコムの次世代行動ターゲティング広告技術サービス

CSSのvisited擬似クラスに対し訪問済みか否か識別できる値を入力した上で、カテゴリ分けされたURLリストをサーバーから配信。
訪問済みカテゴリを大まかに判断する仕組みです。このマッチング処理はすべてブラウザ上で行なわれます。

この技術を使用している 楽天ad4U では Firefox のみ対応ブラウザから外されていますが、Safari5 でも利用できなくなっていると考えて良いでしょう。

行動ターゲティングサービスの説明とその無効化について

Firefoxでは該当機能の改修が検討されており、将来的に利用出来なくなる可能性があるため、対応ブラウザから外すことに致しました。ご了承の程、宜しくお願い致します。

CSS で背景画像が変わらない?

また、制作面では今回の変更で :visited に指定できるプロパティが大きく制限されています。
その中で特に影響がありそうな部分の1つに :visitedbackground-image などが指定できなくなる、ということがあります。

未訪問リンクと訪問済みリンクの区別を background-image でのみしか指定していないサイトでは、それらの区別がつかなくなっていますので修正が必要かもしれませんね。

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